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【ソーラーパネル】損をしない価格相場の鉄則について

太陽光発電

最近は電気代が高騰してきましたので「ソーラーパネルを設置してみようかな」、と考える方は多いですよね。

しかし、ソーラーパネルは高額なイメージを想像する方が多く、導入に「数十万円~数百万円かかるではないか?」とか、ソーラーパネルを設置しても「本当に電気代が安くなるかな?」などと不安な方が多いでしょう。

この記事ではそんな方にオススメの、コストパフォーマンスの良いソーラーパネルの選び方をご紹介いたします。

ソーラーパネルとはどんな機械?

ソーラーパネルとは、太陽光を浴びて発電するパネルのことです。

太陽電池板、太陽電池パネル、太陽電池モジュールなどと呼ばれます。

ソーラーパネルは基本的に、たくさんの小さな太陽電池を合体して、アルミで出来た枠にはめ込んだパネル状のもので、変圧器で電圧を調整してバッテリーなどの充電器に使います。

材質は、ガラス状や結晶シリコンで出来たものが多く、ガラス基板のソーラーパネルは、工場などの産業用太陽光発電パネルでよく使われています。

屋根や自動車などには、フレキシブルソーラーパネルが使われ、フレキシブル太陽光発電は、ポリマーのようにペラペラに折り曲げることが出来るフレキシブル基板で出来ています。
フレキシブルソーラーパネルは、軽量な小型太陽光発電で、持ち運びや取り付けが簡単で、壁や曲面やへの太陽光発電設置も可能です。

屋根置き型と屋根一体型

ソーラーパネルを設置する方法は、主に2つ!
1つ目が、一般的な家庭用の屋根に太陽光パネルを設置する屋根置き型です。
屋根置き型の長所はコストが安い事で、昔から良くある設置のやり方なので、見たことがある方は多いでしょう。

2つ目は、最近増えているの屋根一体型です。

これは名前の通り、屋根と太陽光電池が合体してているものです。
屋根自体がソーラーパネルになっています。

屋根一体型の長所は、屋根置き型に比べて見栄えが良いことです。
昔からある屋根置き型は、屋根から太陽光パネルがむき出しになっており、景観が悪くなる短所がありました。
しかし、屋根一体型は屋根自体がソーラーパネルなので、外観に違和感がありません。

ソーラーパネルは何枚あればいいの??

ソーラーパネルの大きさや出力は施工店によって違いますので、一概に何枚が必要なのかはハッキリと言いえません。
しかし、一般的な施工業者は、1.1㎡程度の面積で最大出力200W程度の、ソーラーパネルを取り扱いしていることが多いので、そのデータを元に、ソーラーパネルは何枚必要なのか?

計算してみましょう。

  • 3kWの発電力を得るには約15枚
  • 5kWの発電力を得るには約25枚

大体、ソーラーパネルは15枚~25枚は必要という目安になります。

もちろん、施工店によってはもっと少ない出力のソーラーパネルパネルしか販売してないことがあったり、屋根のタイプによって、小さなサイズのパネルしか取り付けれないこともあるので、参考までにお考えください。

 

ソーラーパネルの価格推移は年々下がっている!

ソーラーパネルは設置費用が高いと思って、導入をためらわれてる方も多いでしょう。

しかし実際の所は、最近のソーラーパネルの購入費用は大きく下がっており、以前よりも導入しやすい値段になってきました。

国内の住宅用太陽光発電市場は、2009年に始まった補助金制度と、余剰電力買取制度によって、一気に太陽光発電設備を始める家庭が増えましたが、その後の2011年度のソーラーパネルの価格は、住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金を使っても、1 kW当たり30万円以上でした。
当時は、40万円以上の費用が掛かる支払い例もありました。

しかし、現代では30万円以下でパネルを販売する国内メーカーも増えてきて、全国平均価格は大きく低下していきます
オークションサイトで中古のソーラーパネルを販売する出品者などもいます。

太陽光発電システムの初期費用も、数年前は200万円以上でしたが、現在では170万円ほどまで下がりました
ソーラーパネルや太陽光発電システムの費用はどんどん安くなっており、補助金条件もだいぶ緩和されつつあるので、昔よりもだいぶ導入しやすくなってます。

最近では、海外で一般的な 1000Vシステム系への要求が増加して、一般家庭でも10kW以上の容量のシステムを搭載する住宅が拡大しています。

 

太陽光発電を導入するならkW(キロワット)単価を考えて決めよう 

太陽光発電機の導入費用は安くはありません。
ですから、導入する前に不安はつきものです。
失敗しないためには、専門家に太陽光発電の設置シミュレーションをしてもらうのも良いです。

太陽光発電の施工業者が作った見積もり書を見ても、それぞれの費用が複雑でわかりにくく、
太陽光発電の費用を他の業者の見積書と比べてみようとしても、難しいケースが多くあります。

そんな時に便利なのが、太陽光発電の1kWあたりの価格が安いか?高いか?がひと目で分かるkW単価という考え方で検討することが重要です。
発電モニターで表示されるkW数を確認すれば、すぐにわかります。

 

kW(キロワット)単価で検討する理由

太陽光発電導入する前にぜひ検討して頂きたいのがkW(キロワット)単価です。
太陽光発電のkW数は、大きいほど発電能力のコストパフォーマンスが高くなります。

太陽光発電を購入する一番のメリットは、電気代を減らしたり、余った電気を売る売電収入にメリットがある事です。

電気代の削減量や電気を売る売電システムのコストパフォーマンスが良いかどうか?を簡単にわかりやすく見分ける事ができるのが、kW単価という指標なのです。

 

kW単価の計算式

kW単価の計算方法は簡単です、ソーラーシステムの導入費用や諸経費をすべて足します。
その金額を、ソーラーシステムのkW数(発電量)で割ります。

(例)

■すべての費用が100万円で発電量が4kW
kW単価|25万円

■すべての費用が120万円で発電量が6kW
kW単価|20万円

 

ソーラーシステムの費用だけで考えると、前者の100万円の方が安いですが、kW単価は後者の方が安いです。

つまり、kW単価が安い後者の方が年間発電量のコストパフォーマンスが良いので、選ぶなら後者の業者を選ぶべきです
ソーラーシステムの業者を選ぶときは、kW単価で比較して選ぶと損をしにくくなります。

 

高い変換率を誇るおすすめパネルメーカーベスト3

ソーラーパネルメーカーを選ぶ場合、主要太陽光発電システムメーカーの中では、どこが良いでしょうか?
各メーカー詳細情報によるベスト3を発表します。

 

日本メーカー

【1】Panasonic(パナソニック)

世界トップレベルの出力発電効率を誇る、大人気商品HITがあります。

少ない枚数のソーラーパネルでも十分な発電ができるので、屋根が狭い住宅でもとても重宝します。
パネル枚数が少なくて済むので屋根への負担を減らすことが出来ます。

【2】SHARP(シャープ)

50年近く前からソーラーパネルを扱う老舗メーカーです。
太陽光モジュールやコントローラも優秀で、変換効率が高いです。
幅広い屋根の形に対応してくれるルーフィット設計、送電ロスが少ないBLACKSOLARがあります。

【3】SOLARFRONTIER(ソーラーフロンティア)

元々は昭和シェル石油のカテゴリーに属していた会社です。
最新技術を駆使したCIS太陽電池があります。
CIS太陽電池は高温に強く、真夏の炎天下などに出力ロスを軽減できるように設計されています。

海外メーカー

 

【1】CanadianSolar(カナディアンソーラー)

カナダの太陽光メーカー。
低価格で高品質な太陽光製品が多く、雪がたくさん降る地域や、沿岸部などの、ソーラーパネルの設置環境が厳しい地域に強いです。
海外メーカーの中では早くから日本に参入していました。

【2】Q.CELLS(Qセルズ)

ドイツのメーカーで生産量は世界トップレベル。
高品質で耐久性が高く、厳しい気候にも耐性があります。
太陽光発電メーカーの中でも最も長い25年保証が付いています。
元々はドイツと韓国の合併企業です。

 

【3】JASOLAR(JAソーラー)

セルの出荷数は世界2位。
パネル出荷量は世界トップ10!

上海にある中国メーカーで、高品質で高変換効率なパネルが世界中で人気です。
海外の大型な太陽光発電装置などで良く設置されています。

kW単価で考えればソーラーパネル選びは失敗しない!

ソーラーパネルの価格はここ10年でどんどん下落しており、今ではご家庭で導入できる十分な価格で購入できます。

kW単価という考えで計算して、それぞれの業者の見積もりを吟味すれば、決して、損をしない買い物になるでしょう。

太陽光発電システムとソーラーパネルは、国内から海外まで幅広くありますが、適切なメーカーの製品を選べば、失敗するとことはないです。
初めての方でもぜひ、ソーラーパネルを試してみて下さいね。
歓迎太陽光発電!

まとめ
  • ソーラーパネルにはガラス状やフレキシブルなど色んなタイプがある
  • ソーラーパネルは屋根置き型と屋根一体型がある
  • ソーラーパネルは15枚~25枚は必要の場合が多い
  • メーカーは国内から海外まで幅広くある
  • ソーラーパネルの価格はどんどん下がってる
  • kW単価で考えればパネル選びは失敗しない

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